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備前プロジェクトフラッシュ〜継続こそ力なり〜

環境エネルギー政策研究所のメールマガジン(SEEN)に以下の備前報告が掲載されました。SEENのお申し込みは、環境エネルギー政策研究所のHP(http://www.isep.or.jp/)から

備前プロジェクトフラッシュ〜継続こそ力なり〜

山口卓勇(備前グリーンエネルギー)

■省エネルギー事業進捗について
2007年度も第2四半期に差し掛かりました。今年度の省エネルギーサービス事業は、事務所が2件高効率機器の導入を行いました。更に、事務所が1件、展示場が1件、老人福祉施設が1件の導入が予定されています。また、商工会事務所や別の老人福祉施設との商談も鋭意進めております。

■備前市役所の省エネサービス事業の状況
さて、第1号省エネサービス事業である備前市役所への省エネ機器導入より、約1年が過ぎました。備前市役所のこの1年間の実績は、電力削減量が77,500kWh,二酸化炭素削減量が43トン-CO2/年でした。平成17年度には、653,000kWh使用していた建物ですので、約12%電気及び二酸化炭素を削減しました。
実は、備前市役所の電力使用量は、OA化によるサーバーの増設や3市町合併による備前市役所への機能移転が原因で過去3年間上昇し続けていました。例えば、2004年〜2005年の間は、月に平均1,000kWhのペース増加していました。
この省エネサービス事業は、この増加傾向に歯止めをかけ、更に減少方向に進ませようとしています。ここに、削減率12%だけでは計れない本事業の凄さがあります。
高効率機器を導入しただけで、何もしなければ、エネルギー消費量は再び増加傾向に戻ってしまいます。本事業では、以下のことを行って、更なる省エネを進めています。
1)機器の徹底したメンテナンス
2)エネルギー使用量の可視化
3)施設管理担当者との緊密なコミュニケーション

「機器の徹底したメンテナンス」では、この夏に空調機の一斉点検を行い、機器が計画通りの省エネ能力を発揮しているのを確認しました。また、こまめに施設に通い、室外機を掃除したり、フィルターの汚れをチェックしたりして、フルに省エネ能力が発揮できるよう心がけています。また、外気導入エアコンを、建物内の空気をかき混ぜるように改造したりと、最適な機器の運転状況になるように、設計の見直もしています。窓の断熱や、室外機の日除けなど費用が係らずに、更なる省エネが図れる方法も検討しています。
「エネルギー使用量の可視化」では、デマンドモニターを導入して、施設管理担当者が現在のエネルギー使用量がすぐに分かるようにしました。これによって、使いすぎている場合は、市役所の職員たちで、使用量を抑制できるようになりました。また、30分毎の電気使用量を分析することにより、更に省エネする方法を見つけやすくなりました。
「施設管理担当者との緊密なコミュニケーション」では、定期的にミーティングを開き、省エネの方法を相談しています。まずは初歩として、電気ポットの使用の抑制や、帰宅前にノートパソコンのコンセントを抜いて待機電力削減など、あまり苦にせずできることから進めていって頂いています。また、古い冷蔵庫の使用停止なども検討していただいています。

省エネルギーサービス事業は、高効率機器の導入だけで終わるのではなく、運用面の改善により、更なる省エネを達成することを目指しています。次の1年間は、この1年間より更に1%ほどの省エネができるよう努力を続けたいと思います。

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