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【日本初】
既存建物改修による防災機能を追加した『ZEB』実現に向けた設計等事業者に選定されました/久留米市

 福岡県久留米市で、「環境部庁舎ZEB化改修工事設計等業務」(以下 本業務)の公募型プロポーザルが実施され、備前グリーンエネルギー株式会社(以下 当社)が選定されました。
 本業務は「既存建物の改修による『ZEB』(建物に設置された再エネ設備で建物のエネルギー使用量の100%を賄う)の実現と同時に、防災機能も追加する」という日本で初めての取り組みになります(※自社調べ)。
 平時は公共の業務を行う建物である一方、非常時には地域の防災拠点の一つとして確実に稼働させるため、平時と非常時で異なる対応を検討する必要があります。当社が過去に関わった既存建物へのZEB Ready、Nearly ZEBの知見を用い、防災機能が加わった『ZEB』を既存建物改修で実現します。

『ZEB』(100%再エネの建物)設計

  1. 太陽光発電の最適設計
  2. 建物の影の影響を考慮しながら最大限の太陽光パネルを配置する一方、建物にかかる荷重を極力減らすための軽量な太陽光設備の導入を図ります。

  3. 最適な蓄電池システムの設計
  4. 発電量・電気需要量予測技術とBEMS(Building Energy Management System)を連携し、蓄電量の最適制御を図ることを目指します。

  5. 使い勝手、快適性を高めた設備設計
  6. 照明は、照度や人感センサと組み合わせることで、自動的に最適な明るさを選択する無線調光システムの導入を検討します。
    真空ペアガラスと断熱を導入した上で、高効率空調と全熱交換換気システムを連動させることで、高い省エネ性を達成します。
    BEMSを導入し、そのデータを分析することで『ZEB』に導入された設備の最適運用を図ります。

 

防災対策

  1. 非常時の最適な設備稼働設計
  2. 停電時の太陽光発電、蓄電池から照明や空調に電力を供給し、停電が1日以上続いた場合でも施設が稼働できるようにします。

  3. 確実な耐震施工を行うための設計
  4. 設備の設置にあたり、耐震クラスSの施工が確実に実施されるようにします。

本業務を通じて、地球環境問題対策と地域防災機能の継続性の向上の同時実現を目指してまいります。当社はこれからも持続可能な社会に向けて、「環境に良い」だけでなく、その先のあらゆる価値を創造します。

環境部庁舎

この内容についてはアットプレスでもプレスリリースされております。(外部リンク)

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