ESCO

備前市役所 本庁舎 様(備前市)

備前グリーンエネルギーの省エネルギーサービスを活用し、使用するエネルギーを総合的に削減。

老朽化した空調機器を“初期投資なし”で更新。

備前市役所本庁舎の空調機器は、十数年以上も前のものを使用しており、老朽化が進んでいました。これまでに何度か空調機器の更新を検討してきた市ですが、多額の初期投資が必要となるため、空調機器の更新に一歩踏み出すことができませんでした。今回、空調機器を一新することができた理由は、当社が提供する省エネルギーサービスの利用にあります。
当社は、市の設備に省エネ性能に優れた最新型のエアコンを導入。その機器及び工事費用は当社が負担します。当社は、毎月定額のサービス料金をご請求。このことにより、初期投資なしでの空調機器の更新が可能となりました。また、このことでこれまで多量の電力を消費していた空調機器の消費電力を削減。省エネルギーにつなげています。

照明器具は、ちらつきがなくなり、省エネに。

オフィス等で多く使われる蛍光灯器具。当社は、空調機器の交換に加えて、この蛍光灯器具の中にある安定器という部品を、効率の高い省エネ型に交換。この部品交換により、約20%(※)消費電力を削減。今までどおり照明を使用いただいても、電力料金の削減につながります。
また、古い蛍光灯器具によくあるちらつきもなくなり、快適なオフィス空間を生み出すことができました。
このような、照明器具全体を交換するのではなく、安定器のみを交換する方法は、廃棄物などの発生を抑えるという点でも環境に配慮された方法であると言えます。
※削減率は、省エネサービス提供前後の機器の性能により異なります。

木質ペレットの炎を市役所の顔に。

当社が提供したサービスはこれだけではありません。省エネルギーサービスに加えて、木質ペレットを燃料とするストーブを市民の方々が行き来する1 階ロビーに設置しました。ここで使う木質ペレットは、木材の製材過程で発生するおがくずを原料としています。これまで廃棄物として捨てられてきたおがくずを燃料にしたクリーンな炎が、備前焼を誇る備前市の顔になりました。


▲木質ペレット

事業年度:2006年度

エリア:岡山県備前市

概要:備前市役所本庁舎は、複数の建物が集まっている。今回のサービス提供は、旧館及び新館。市職員様が常に使用する事務スペースが多く、導入した省エネ機器の性能が最大限発揮されている。
省コスト効果:約18%の省コスト ※但し、今回省エネルギーサービスを提供していない区画を含む。

対象延床面積:6,014㎡

所在地:岡山県備前市東片上126

年間省エネルギー量(予測):約75,000kWh削減

省エネルギー効果(予測):約11%の電力量削減

年間CO2削減量:約42トン(二酸化炭素換算)

導入サービス:蛍光灯の安定器交換(約280台)
空調機器の更新(約60台)
木質ペレットストーブの設置(1台)

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