ZEB

久留米市環境部庁舎ZEB化改修工事設計等業務

久留米市環境部庁舎を改修してZEB化すると同時に、蓄電池等で防災機能も備えた建物にする工事の設計を行います。
ZEB化改修と防災機能の追加の同時設計は、日本で初めての取組みになります(※自社調べ)。
平時は公共の業務を行う建物である一方、非常時には地域の防災拠点の一つとして確実に稼働させるため、平時と非常時で異なる対応を検討する必要があります。

『ZEB』(100%再エネの建物)設計
太陽光発電の最適設計
建物の影の影響を考慮しながら最大限の太陽光パネルを配置する一方、建物にかかる荷重を極力減らすための軽量な太陽光設備の導入を図ります。

最適な蓄電池システムの設計
発電量・電気需要量予測技術とBEMS(Building Energy Management System)を連携し、蓄電量の最適制御を図ることを目指します。

使い勝手、快適性を高めた設備設計
照明は、照度や人感センサと組み合わせることで、自動的に最適な明るさを選択する無線調光システムの導入を検討します。
真空ペアガラスと断熱を導入した上で、高効率空調と全熱交換換気システムを連動させることで、高い省エネ性を達成します。
BEMSを導入し、そのデータを分析することで『ZEB』に導入された設備の最適運用を図ります。 

防災対策
非常時の最適な設備稼働設計
停電時の太陽光発電、蓄電池から照明や空調に電力を供給し、停電が1日以上続いた場合でも施設が稼働できるようにします。

確実な耐震施工を行うための設計
設備の設置にあたり、耐震クラスSの施工が確実に実施されるようにします。

事業年度:2019・2020年度

エリア:福岡県久留米市

延床面積:2089.36㎡

建物:地上3階 鉄筋コンクリート造

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