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全国初!久留米市の既存公共建築物で最高ランク『ZEB』認証取得

備前グリーンエネルギー株式会社(以下 当社)は、久留米市 環境部庁舎のZEB化改修設計業務(以下 本業務)において、実施設計業務、コミッショニング業務、BELS認証取得業務を実施しました。
その結果、久留米市は環境部庁舎のZEB化改修設計において、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の最高ランクの評価を受け、『ZEB』認証を取得しました。自治体所有の既存建築物では、消費エネルギーを省エネと再エネで100%以上削減する『ZEB』認証取得は全国初となります。(※自社調べ)

■設備等導入の設計業務の実施

建物の断熱性能向上 床裏断熱材吹付け
真空ペアガラス
設備の高効率化 高効率パッケージエアコン
全熱交換器
LED化及び照明制御
再生エネルギー設備の設置等 約50kWの太陽光発電システム
約90kWhの蓄電池システム及びエネルギー計測装置

■各フェーズでコミッショニング業務の実施

設計フェーズ 実施設計の一次エネルギー消費量をエネルギー消費性能計算プログラム(非住宅版)標準入力法により算出。
発注者要件書に定める性能を満たしているかを確認。
施工フェーズ 省エネ設備の運転管理指針を作成。
機能性能確認フェーズ 竣工後に機能性能試験を行い、省エネ設備の省エネ性能が発注者要件書に定める性能に達しているかを評価・分析し、機能性能試験報告書を作成。
その際、省エネ性能が設計時の性能及びCO2削減目標に達していない場合は、その原因を分析し、改善対策を提案。

■環境省の補助事業を活用
概算工事費は1億9900万円になります。うち、1億3500万円は、環境省の補助金を受ける予定です。

本業務による最大の効果として、低炭素化と防災機能の強化を同時に実現します。温室効果ガスの削減量は、平成30年度と比較して、約80%(53t-CO2)の削減を見込んでいます。また、太陽光、蓄電池の導入により、停電時にも業務継続が可能となります。

当社は今後も業務を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、「環境に良い」だけで終わらない価値を創造し続けることを目指してまいります。

この内容についてはアットプレスでもプレスリリースされております。(外部リンク)

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