調査・研究・計画策定

林野庁 山村再生プラン(2009年度)

平成21年度(2009年度)、弊社では、林野庁 山村再生プラン(テーマ:「排出権ビジネスを視野に入れた備前市森林再生プロジェクト」)を備前市森林組合と共同で実施しました。そのプロジェクトの中で、都市住民と山村との交流を図るために、「薪づくりワークショップ」を開催し、その担い手を育成に取組みました。

 備前市は、林野率が7割以上で、うち天然林が8割を占める里山に適した地域です。

 里山としての森林利用、特に薪や椎茸原木の利用が既に行われているが、薪の需要(ピザ屋や薪ストーブユーザー)に対して人的リソースの不足により供給が追い付いていないのが実情です。一方、都市住民は山村での様々な体験に積極的に関わり始めており、平成9年には全国で277だった森林ボランティア組織が、平成18年には1863に急増しています(林野庁調べ)。

 ワークショップに参加された12名の方々に対して、「おかやま森林保全応援証書」を作成し、森林保全の担い手として認定しました。

 今後も引き続き、都市住民が薪づくり等の森林ボランティアや定期的・副業的なボランティアを行い、山をきれいにしながら地域経済についても考えるきっかけをつくるプロジェクトを行っていきたいと考えております。

事業年度:2009年度

概要:排出権ビジネスを視野に入れた備前市森林再生プロジェクト

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