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CASE STUDY 設計・事業実施

久留米市環境部庁舎

『ZEB』を設備改修で達成。非常時も1日以上、電力を供給できる庁舎に

ZEBのランク『ZEB』

一次エネルギー消費量の削減率106%

CO2削減量(設計値)46t-CO2/年

ランニングコスト削減額(設計値)228万円/年

事例の概要

所在地
福岡県久留米市
事業年度
2019・2020年度
新築/既存
既存
建物
地上3階 RC造
延床面積
2,089.36㎡
建物用途
事務所等

ZEB化のきっかけ

この建物は、ごみ収集を直営で行っていた時に車両基地でしたが、平成29年に本庁舎から環境部が移動してきたことにより、災害ごみ対策本部となりました。その際に本庁舎から移動してきた職員によると、足元が極めて寒く、温熱環境が決して良いとは言えない状況でした。その上、空調機器も老朽化が進んでいました。一方、屋上がひらけており、太陽光発電を置くスペースがありました。

他市の事例を調査すると、ほとんどが新築で、既存改修によるZEBは難しいという声もありました。しかし、津山市総合福祉会館の事例を知り、現地見学や設計・施工のヒアリングを通じて、設備改修によるZEBが技術的に可能であることが分かりました。その後、ZEB可能性調査で実現性と費用を明確にし、環境省の補助事業を活用してZEBを進めることができました。

導入した設備等

  • LED照明、パッケージエアコン、高効率換気扇、アモルファストランス
  • 床裏の吹付け硬質ウレタンフォーム、Low-E真空ペアガラス
  • エネルギー計測装置(BEMS)
  • 太陽光発電、蓄電池

非常時も1日以上、電力を供給

平時は公共の業務を行う建物である一方、非常時には地域の防災拠点の一つとして確実に稼働させるため、停電時は太陽光発電と蓄電池から照明や空調に電力を供給し、停電が1日以上続いた場合でも施設が稼働できるようにしました。

ZEB化のスケジュール(図)
スケジュール

ZEB化を実現してみて

全国初の設備改修『ZEB』となり、久留米市のアピールとなりました。環境部だけだとなかなか進まなかっただろうと思われますが、都市建設部と協調して進めることで、ZEBが可能となりました。

その結果、温熱環境は大幅に改善されました。以前は登庁した際、室内が寒かったですが、現在は室内が暖かい状態です。また、空調ムラもなくなり、音も静かになりました。

久留米市環境部庁舎の太陽光発電システム
久留米市環境部庁舎 太陽光発電システム

この事例の業務実績

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